倉井由加医師より患者様へ

　新年明けましておめでとうございます。今年は、元号も変わり、日本の節目の年になります。私にとっても逗子診療所での勤務を始めて20年という区切りになります。そこで、4月から私の診療体制が大きく変わることをお知らせしたいと思います。
勤務開始時、35歳で若かった私が55歳の中年になります。当然、70代だった患者様が90代になり、通院が困難になる方も増えてきました。この為、4月から金曜日の午後は訪問診療（住診）を始めることにしました。13時からスムーズに出発するためと、土曜午後は勉強会に出席するため、大変申し訳ありませんが、金曜・土曜の午前を完全予約制とさせて頂きます
人生の最終部分の生活は、ご自宅や施設が中心になります。安全に安心して暮らして頂くためにお手伝いが出来ればと考えています。逗子診療所のスタッフや地域の介護関係者の方々と力を合わせて、患者様の目線で仕事をしていく所存です。
新しい体制になると、相当数の患者様とお別れをしなくてはなりません。現在、外来体制は芹澤所長が就任されてとても安定しています。私から他の医師に診察を移って頂く患者様の経過はきちんと申し送りをしますので、どの曜日、どの時間帯に来られても安心してかかって頂けます。
たくさんの患者様にご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

医師　倉井　由加